約160の料亭全店の休業を決めた飛田新地の除名処分と最後のお願い

 大阪市西成区の通称「飛田新地」といえば、大正時代に築かれた日本最大級の遊廓の面影を残す色街。「ちょんの間」と呼ばれる約160軒の料亭全店が、今月3日から営業を自粛している。

 新型コロナウイルスの急速な感染拡大の影響を受け、当初は「緊急事態宣言」が出た段階で営業を見合わせる方針だったが、前倒しした形だ。

 全店の営業自粛は1989年の昭和天皇の「大喪の礼」や、昨夏のG20大阪サミットのときにも実施されたが、今回の休業は未知のウイルスということで、これまでと緊急性が違ったという。

「全店が加盟する組合から当初は『緊急事態宣言が出たらお願いします』と説明されていたので、急な前倒しに反発する店もあった。それでも3日に『厳命』と書かれた紙が配布され、“本日中に営業を自粛しなさい”と厳しく通告された」(飛田新地関係者)

 配布されたその紙には翌4日に営業している店舗は「組合から除名処分」という厳しい措置が告知され、「最後のお願い」とする文面もあったとか。

「外国人観光客の減少に加え、SNSなどで2月から『感染者が出た』などと真偽不明の噂が流れ、すでに客足はかなり減少していた。それに加えて全店の休業。新型コロナの終息が大前提なので、今までと違って営業再開時期のメドも立っていない。店が潰れてしまうと心配する声であふれている」(前同)
 働く女性たちは飛田を離れたり、職を変えるなど対応に追われている。

 全国で感染経路不明者の増加が問題となっている昨今、飛田新地で感染者が出ても、経路追跡は難しいことは容易に想像できるだけに、仕方ないのかもしれない。日本有数の歓楽街も未知のウイルスにより、大ピンチに陥っている。

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2020年4月7日のスポーツ総合記事

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