オリックス・増井 35歳のフォーム再構築

オリックス・増井 35歳のフォーム再構築
守護神復帰を目指す増井

 オリックス増井浩俊投手(35)が開幕延期を追い風に残り37セーブに迫った通算200セーブに意欲を燃やしている。

「200セーブだけは絶対に取りたい。その目標があるので、もう一度抑えをやりたい気持ちが強いんです」

 春季キャンプ中から、今季への思いをこう口にしていた増井は2017年に日本ハムからFAで移籍。オリックス1年目の18年は守護神として35セーブを挙げる活躍を見せた。ところが、昨季は序盤から低迷。シーズン途中の6月に中継ぎに配置転換され守護神の座を同僚ディクソンに奪われた。そこで増井が守護神奪還に向けた今、取り組んでいるのが体全体をひねるようにして投げる「新フォーム」だ。

 増井はフォーム変更の意図をこう口にする。

「年齢も年齢なので『衰えたのでは?』と言われることもありますが、僕の中では昨年の成績は衰えが原因ではない。昨シーズンは少ない力で相手を抑えられるよう体を大きく(体重を増加)してシーズンに臨んだ。そのせいで体のキレがなくなってしまった。その体に加え、限られた球種(主に直球、フォーク)に相手が合わせてきたのもある。それらをクリアすれば以前のような投球ができる。だから今季は腕の振りだけでなく、体全体を使った投げ方にしようと考えたんです」

 増井は6月で36歳。この年齢で一度確立したフォームを再構築するのは簡単ではない。それでも本人はこう続ける。

「正直、フォームの変更よりカウントが取れる変化球がもう1個あれば投球は楽だろうな、とは思います。でも、それよりも今は自分の直球とフォークを以前のように自信を持って投げられるようにしたい。その思いが強いんです。それに正直なところ、ここ数年は年齢を考えて自分の中でベテランの投球にシフトチェンジしようとしていたので。やはり自分を信じてやっていかないと」

 チームは5年連続Bクラスだが、山岡、山本ら若手投手が急成長を遂げる今、ベテランの復活があればチームの浮上も夢ではない。

「今季抑えがやれるかはわかりませんが、まだ老け込む年齢ではない。まだ時間もあります。200セーブという目標とともにチームの上位進出。皆さんの期待に応えられるよう頑張りたい」

 シーズン開幕延期を逆手に熟練右腕が着々と調整を続けている。

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