2014年ブラジルW杯惨敗で心境に変化 本田が目指した「ONE」

2014年ブラジルW杯惨敗で心境に変化 本田が目指した「ONE」
本田(右)はブラジルW杯後に変わった?

【西川結城のアドバンテージ(15)】新型コロナウイルスは、当然、我々記者業にも実働的な影響を与えている。そんな中、このタイミングで過去の取材や記事を見直すことにした。まず真っ先に頭に浮かんだ選手がいる。本田圭佑。J1名古屋時代からオランダ、ロシア、イタリア、メキシコ、さらに合宿先のスペインや日本代表遠征で訪れたブラジル、ビジネス誌取材で向かった米国と、彼を追いかけ世界中を駆け回ったのが懐かしい。

 異論はあるかもしれないが、個人的に本田は2014年のブラジルW杯を境に変わったと思っている。人間的な本質は変化していない。それは今も昔も見られるあの発言力や行動力が示している。一方、選手としてのスタンスはつぶさに見つめると違いがわかる。

 惨敗を喫したブラジルW杯までは、血眼になって優勝を目指し、自身も世界一のプレーヤーに上り詰めるキャリアを描いた。今の本田はサッカーだけではなくビジネス面を含め、人生経験も知見も広がり、理論と感情のバランスが取れている。

 ただ、当時はまだまだ感情優先だった気がする。現実を達観した上でそれでも理想を持つことの大切さを説く人間と、ただひたすらなりたい自分にフォーカスしていく理想論者は違う。あのころの本田は後者だった。そして現実即な一面を見せ始めたのが、負けを突きつけられた悔恨のブラジルW杯後だった。

 当時のギラギラとした様子が伝わる記事を久々に見つけた。ACミラン(イタリア)に移籍が決まった際に書いたもので、その直前にロシアで直撃取材した時のコメントが書かれている。意気揚々とビッグクラブに乗り込む空気に、6年の時を超えて触れられた。


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  • 名無し 通報

    ザックにもう一度日本代表監督をして欲しい

    1
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