安藤&ジェフのアテネ五輪離脱で編み出した「新勝利の方程式」

安藤&ジェフのアテネ五輪離脱で編み出した「新勝利の方程式」
03年の優勝旅行で花束を受け取る岡田新監督(右)と星野前監督

【球界平成裏面史(40) 岡田阪神の巻(1)】平成17年(2005年)、就任2年目でリーグ制覇を成し遂げた阪神・岡田彰布監督は、オフに入ってしみじみとこう漏らしたことがあった。

「そらなあ、優勝しているチームをいきなりいじられへんわなあ。もともと、ええ結果が出とったわけやから、わざわざ崩すいうのは勇気いるわなあ」

 03年、前年に優勝した巨人から19ゲーム差の4位に沈んだ星野仙一監督はチーム強化のため徹底的な血の入れ替えを断行した。その数はチーム全体の3分の1以上にあたる26人。FAやトレードにも積極的に動き、広島からFA加入した金本知憲をはじめ、日本ハムからは複数トレードで下柳剛、米球界にいた伊良部秀輝も獲得した。その結果、戦力面だけでなく、選手個々の意識も大きく変わり、阪神は18年ぶりにリーグ優勝。全国の虎党が沸いた。

 ところが、同年オフに星野監督は体調不良を理由に勇退。後を受ける形となった岡田監督としては、一気にチームを「岡田色」に塗り替えるのは困難な状況でもあった。

 岡田タイガース元年の04年は、攻撃面では前年の首位打者・今岡誠(現真訪)を1番に据え、2番には快足の赤星憲広、3番につなぎの打撃もできる金本知憲という形をそのまま踏襲。投手陣に関しても安藤優也、ジェフ・ウィリアムスを擁する鉄壁のリリーフ陣にメスを入れることはなかった。

 前年に圧倒的な勢いを誇ったチームを解体する勇気。その必要性すら、誰も感じてはいなかっただろう。だが、強かったはずのチームはフタを開ければ前年とは違った。夏場まで5割ラインを行き来しながら踏みとどまっていたが、勝負どころの9月に6勝11敗と急失速した。


あわせて読みたい

東スポWebの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

次に読みたい関連記事「中日ドラゴンズ」のニュース

次に読みたい関連記事「中日ドラゴンズ」のニュースをもっと見る

次に読みたい関連記事「広島東洋カープ」のニュース

次に読みたい関連記事「広島東洋カープ」のニュースをもっと見る

次に読みたい関連記事「福岡ソフトバンクホークス」のニュース

次に読みたい関連記事「福岡ソフトバンクホークス」のニュースをもっと見る

野球ニュースアクセスランキング

野球ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2020年6月4日の野球記事

キーワード一覧

このカテゴリーについて

プロ野球、MLB、日本代表、甲子園や人気の野球選手など野球にまつわる情報をお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。