新国立競技場を負の遺産にしないための運用のめどはついた?

新国立競技場を負の遺産にしないための運用のめどはついた?
4年前に派手な開会式を行ったリオのマラカナンスタジアムは、最近コロナの対応拠点として仮設病院に(ロイター)

【どうなる?東京五輪・パラリンピック(68)】“負のレガシー”にするわけにはいかない。来夏に延期となった東京五輪で、新たに生まれ変わった国立競技場は開閉会式や実施競技で注目の的になること間違いなし。一方、五輪後はスポーツやイベントでの利用が考えられているが、運用については課題を残したままだ。そんな中、本紙のオンライン取材に応じた東大卒の元ロッテ投手でスポーツ経営学を専門とする桜美林大教授の小林至氏(52)がメインスタジアムの「問題点」を指摘した。

 昨年11月に完成した新しい国立競技場は国内最高の整備費1569億円が投じられた。東京五輪開催は1年延期となったが、会場では開閉会式、サッカー、陸上競技が実施されるとみられ、注目度は高まるばかりだ。しかし、小林氏はこれまで大会準備を目的とした費用を「スポーツ業界活性化のための起爆剤」と期待を込めながらも、「新国立」には納得していない。

 小林氏(以下小林)せっかく1500億円もスポーツ施設のために使うのであれば、もっとましな使い方があるだろうにと悔しいのです。国立競技場を今後、収支トントンで回すためには、毎年50億円以上の利益を上げる必要がある。そのためにはプロ野球の本拠地にした上で、そのほかの日も万単位の集客が見込めるイベントを誘致するなど、高単価のイベントを高い稼働率で回さないといけないのですが、そうしないのでしょう?

 五輪という名の“大義名分”で過去にも数々の競技会場が建設された一方、大会後に有効利用が不可能な施設を生み出すことにもなった。直近ではリオ五輪で開閉会式が行われたマラカナンスタジアムがいい例だ。


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2020年6月20日のスポーツ総合記事

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