松永幹:別に(ローテを)寄せていってるわけではないですから(笑い)。でも、続けたらいいですよね。ああいうふうになれたらと思います。
――ただ、今回は例年以上のハイレベルメンバー。GI馬が8頭もおる
松永幹:すごいメンバーだと思います。しかも、そんな中でファン投票2位ですからね。うれしい半面、やっぱり気が引き締まる思いですよね。10万票以上いただいているわけですから。厩舎としてのグランプリ出走はレッドディザイアの有馬記念(2010年14着)以来2頭目。あまり縁がなかったんですが、投票していただいた方の期待に応えられるよう頑張ってほしいです。
――今年は牝馬がやたら強いからね。この宝塚記念も牝馬が好結果を残してるし、ええ追い風になるんとちゃうかな
松永幹:高松宮記念、大阪杯、安田記念…全部牝馬のワンツーですもんね。今年に限ったことなのかもしれませんけど、すごいですよね。
――んじゃ、ちょっと時間を戻して前走の大阪杯を振り返ってもらおっかな。牡馬相手のGIタイトルいう、ごっつい勲章が手に入ったわけやけど
松永幹:枠も良かったですけど、スタートが決まったのが一番ですね。自然といい位置が取れて、スムーズに流れに乗れましたから。それがすごく大きかったと思います。もちろん、状態面の良さもありましたけどね。
――大阪杯の2着はクロノジェネシス。以前、ミキオんところでレッドディザイアを担当してた、あの斉藤(崇)君とこの管理馬やね