
白血病からの復帰を目指す競泳女子の池江璃花子(20=ルネサンス)が4日、20歳の誕生日を迎えた。
2日に退院後初めて練習を公開し、報道陣の前に元気な姿を見せた池江は「みんなでおしゃべりしながらストレッチしたり、トレーニングできることに幸せを感じた」と話していた。
自身の病と向き合いながらも年齢を重ね、20歳を迎えることには「抱負はまだ何も決まっていないけど、水泳に関しては何らかの試合に出て、自分の今の状況というのをしっかりチェックして、またそれ以上に強くなる方法をどんどんみつけていければなと思っている」ときっぱり。
現在は10月に予定されている日本学生選手権(インカレ=東京・辰巳国際水泳場)の出場を目標にしている。
さらに、競技以外の部分では「大人になる第一歩だと思うので、難しいけど自覚を持って周りの人たちにも頼りながら、自分の意志を持って、大人の女性になれたらいいなと思う」。
続けて「今はアスリートとして生活しているけど、見た目とかではなくて、人として内面的に強かったりとか、そういう女性になっていけたら」と理想を語った。
復帰ロードを歩む池江が〝人間力〟にも磨きをかける。
当時の記事を読む
-
池江璃花子 目標は秋のインカレ「日に日に力が付いてきているなと感じる」
-
復帰を目指す池江璃花子に西崎コーチ「健康な状態を1年通してキープするのが一番重要」
-
復活!池江璃花子のメンタルに仲間も驚き「負けて悔しいという思いを持っている」
-
池江璃花子 東京五輪開幕1年前セレモニーでメッセージ発信
-
池江璃花子 医療専門家が示す現状と今後の見解 「白血病細胞はほとんどいなくなっているはず」
-
白血病を乗り越えた池江璃花子選手 20歳誕生日の投稿に「おめでとう」の声
-
池江璃花子が「反五輪」封じの切り札? 五輪開幕1年前イベントの主役に抜てきした組織委の思惑は…
-
横山ルリカが感じた「圧倒される幸せ」。2020年競馬前半戦を振り返る