【札幌記念】激流でのスピード比べならノームコア!

【札幌記念(日曜=23日、札幌芝2000メートル)新バージョンアップ作戦】真夏の最注目レースはサマー2000シリーズ第4戦でもあるGⅡ札幌記念。GⅠ・3勝馬ラッキーライラックが人気を集める中で、新VU作戦の明石尚典記者は◎ノームコアで勝負。久々の中距離戦ながら、激流でのスピード比べに確たるデータあり――の結論だ。

 今週からA→Cコース施行へと替わる札幌芝コース。トラックバイアスの変化には注意を払いたいところだが、正直そこはフタを開けてみないと分からない。

 1回札幌初日の3勝クラス・しらかばSの6ハロン=1分08秒3に対して、先週日曜のオープン・UHB賞が1分08秒8。連続開催の折り返し地点を過ぎて、馬場レベルが着実に低下しつつあることだけは確かだが…。グリーンベルトの出現で再び先行有利に戻るのか。それとも適度に時計のかかる馬場が差し、追い込み勢の台頭を誘発するのか。こういった不確定要素を吹き飛ばすには、やはり能力重視のスタンスがベスト。そこはブレることなく、今週も軸馬探しにまい進したい。

 結論から言えば◎はズバリ、ノームコア。GⅠホースへと上り詰めた昨年のヴィクトリアマイル以降はマイル路線を歩んできたとはいえ、飛躍のきっかけとなった2018年紫苑SのVラップを見逃すわけにはいかない。

 Vタイムの10ハロン=1分58秒0はGⅢ昇格後、堂々のナンバーワン。その額面以上に目を引くのが5ハロン目の12秒7を起点に、ゴールまで一度も減速のない後半6ハロンのレースラップだ。24秒6→23秒3と段階的にギアを上げて、直線坂の中山でラスト2ハロン11秒5→11秒2(22秒7)の加速ラップフィニッシュ。最速上がり(33秒6)を叩き出した瞬発力もさることながら、後半5ハロン57秒9の激流をモノともしなかったスピード持続力も一級品。よどみのないマイルの高速決着で大輪の花を咲かせたのも納得のハイレベルラップを刻んでいる。

 最大のライバルであるラッキーライラックは、後半6ハロン24秒8→24秒3→24秒4と持続力の問われるラップを刻んだ宝塚記念で直線失速。コース、馬場状態に違いがあるとはいえ、よどみのない流れに対する耐性という部分で一抹の不安が残る。函館記念で前後4ハロン47秒0→49秒1のハイラップを誘発したトーラスジェミニをドレッドノータス、トーセンスーリヤ、ポンデザールあたりが早めに捕まえに行く展開なら…。スピード持続力で一枚上を行くノームコアがまとめて面倒をみる可能性は極めて高いとみている

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