
伊藤正徳元調教師が8月20日、病気のため亡くなった。71歳だった。今年に入って体調を崩し、入退院を繰り返していた。なお、葬儀は親族のみで執り行われる。
伊藤氏はJRAの騎手として活躍。77年日本ダービーをラッキールーラで優勝するなど、通算282勝を上げた。その後はJRAの調教師に転身。エアジハード(99年安田記念、マイルCS)やローエングリン(重賞4勝)などを育てた。
岡部幸雄元騎手(71)のコメント「早すぎるよ。残念としか言いようがない。調教師を定年まで務めて、これから自分のやりたい事をやれる時間ができたのに。こんなに早く逝ってしまうとは……」