【GⅡ神戸新聞杯】コントレイル 無敗3冠へ万全の始動

【GⅡ神戸新聞杯】コントレイル 無敗3冠へ万全の始動
最後まで集中した走りで精神面の充実ぶりをアピールしたコントレイル
       

 無敗の2冠馬がさらなる進化へ――。春に世代の頂点に立ったコントレイルがGⅡ神戸新聞杯(27日=中京芝2200メートル)でいよいよ秋初戦を迎える。23日朝に栗東トレセンで行われた最終追い切りでは坂路で鋭さ満点の動きを披露。春よりバージョンアップした姿で3冠取りへの第一歩を刻む。

 東京スポーツ杯2歳Sを皮切りにホープフルS、皐月賞日本ダービーのGⅠ3勝を含む、無傷の5連勝で春はクラシック2冠を達成。3馬身差Vの前走・日本ダービーでさえ、直線で抜け出してからはソラを使う余裕があったというのだから強さの底がまったく見えない。

 夏場は放牧に出されてしっかりと充電の時間を過ごし、9月4日に栗東トレセンへと帰キュウ。主戦の福永が騎乗して行われた先週水曜(16日)の1週前追い切りでは僚馬2頭の間から楽に抜け出して先着し、ウッド6ハロン81・2―12・4秒の好時計をマークした。

「抜け出してからソラを使っていたけど、それ以外は言うことない動きだった。もともと稽古でそんなに動く馬じゃなかったから、馬なりで(併走相手を)かわしていくなんてことは春にはなかった。春とはトモの感じが全然違う。トモを使えるようになったことで、動きも良くなっている。完成に近づいてきた」と鞍上の福永はパートナーのさらなる進化を感じとり、3冠への自信を深めていた。

 それを踏まえての最終追い切りは坂路単走で行われた。スタートはゆっくりとした入りもムキになっている様子は見られず、力強い脚どりでの登坂。ゴールが近づくにつれて一段ギアが上がって加速すると、今週はラストまで集中力を保った走りで4ハロン51・6―12・5秒と文句なしの動き。見た目以上に速い時計が出ていることも、身体能力の高さを表すものであろう。


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