【秋場所】悲願の初V正代 花道で涙「賜杯は重かったです」

【秋場所】悲願の初V正代 花道で涙「賜杯は重かったです」
賜杯の重みを感じた正代
       

 大相撲秋場所千秋楽(27日、東京・両国国技館)、関脇正代(28=時津風)が新入幕の翔猿(28=追手風)に快勝。13勝2敗で悲願の初優勝を飾った。熊本県出身力士の幕内優勝も初めてとなった。

 初めて賜杯を手にした正代は「重かったです」と率直な感想を述べ「千秋楽までもつれて自分の手でつかんだのは大きなことだと思う」と自己評価。また、今年の初場所や7月場所ではV争いに絡みながらもあと一歩届かなかったが「15日間ペースを乱さないようにとか、気持ちの持っていき方は(当時の)経験が生きたかな」と振り返った。

 一方で、この日の大一番は「手をつく瞬間までドキドキして心臓の音が自分の中で聞こえていました」と話すほど緊張していたという。前夜は日付けが変わって午前0時ごろ布団に入り、動画を視聴して就寝しようとしたものの「寝れなかった。最後に時計を見たのが(午前)5時だったので(睡眠時間は)2時間ちょっとくらいかな」。脳裏に浮かぶ「(取組で)苦手な体勢になる悪いイメージ」がなかなか消えなかったようだ。

 それでも重圧をはねのけて初Vを決めると、花道では涙ぐむシーンもあり「取組が終わったときは出なかったけど、付け人の目が潤んでいたので…」と明かした。

 昇進を確実としている大関について「憧れる地位であり、責任がかかる地位。いろんな方に応援してもらえる力士になれたら」と語った正代。〝新大関〟が角界をさらに盛り上げてくれそうだ。

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2020年9月27日のスポーツ総合記事

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