女子プロレス「スターダム」３日の横浜武道館大会で、ワンダー王者のジュリア（２６）が宿敵・中野たむを下し、Ｖ１に成功した。
雪崩式のグロリアスドライバーなど、王者は序盤から大技ラッシュ。中野の粘りに攻めあぐねる場面もあったが、概ね自分のペースで試合を運んで、最後は顔面に蹴りを叩き込んでからグロリアスドライバーにつないで３カウントを奪った。
戦前「負けたら私の奴隷になれ」と中野に要求していたジュリアだが「たむ！ 負けたから、約束通り私の奴隷になってくれよ…なんて、野暮なことは言いません」と翻意。その上で「勝てば天国、負ければ地獄。たむ、地獄から這い上がってこい。ベルトをかけてまたやろうぜ」と未来の再戦を呼び掛けると、中野も「どんな地獄を見ても地べた這いずり回っても、その白いベルトをあきらめないから。それまでそのベルトを守っとけ」と応じた。
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