
【フロリダ州オーランド4日(日本時間5日)発】WWE・NXTの「NXTテイクオーバー31」が配信され、NXT北米王者のダミアン・プリースト(38)が挑戦者のジョニー・ガルガノ(33)を退けて王座を防衛した。
先週大会で王者は〝暗黒の逸女〟ことNXT女子王者の紫雷イオ(30)と組み、ガルガノとイオに挑戦する妻のキャンディス・レラエ(35)組とダブル前哨戦を行うも、まさかの敗戦。ダミアンとイオ、双方の防衛に暗雲が垂れ込めていた。
それでも開始から196センチと長身の王者が長いリーチを駆使してのキック、パンチで試合をリードする。しかしエプロンからスワンダイブを狙うもガルガノが阻止して、場外に転落。すかさず挑戦者がトペを見舞い、形勢をひっくり返した。
ガルガノは王者をロープに挟んでミサイル弾を連打。さらには左ヒザを狙っての逆片エビ固めでギリギリ締め上げた。それでも王者はキックで試合を立て直すと変型顔面砕き。ファルコンアロー、フルネルソン式顔面砕きで一気に攻め込んだ。
しかし挑戦者はスプラッシュマウンテンを回転エビ式パワーボムで返して王者の反撃を耐え抜く。ダミアンをコーナーに衝突させると再度のトペ。だが、これは王者が首根っこをつかんで未然に防いだ。
さらには前哨戦で敗戦を喫したスリングショットDDTにも耐えると、エプロンの挑戦者を引っこ抜いてシットダウン式チョークスラムで逆に追い込む。だが王者が場外へのノータッチ回転トペを放つと、ガルガノは横にいたNXスタッフを投げつけて誤爆を誘う。すぐさまガルガノは、後頭部へのスーパーキックからクロスアーム式フェースロックで絞め上げた。
逆転を狙ったガルガノは、エプロンに立った王者にパンチとエルボーを連打。しかしダミアンはエプロンでの攻防を耐え抜くと、立場を入れ替えてレコニング(旋回式ネックブリーカー)一撃で3カウントを奪取。前哨戦敗退の借りを返し、王座防衛に成功した。
またNXTクルーザー級王座戦は王者のサントス・エスコバー(36)がイザイア・スコット(30)を退けて防衛に成功した。
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