
日本代表の森保一監督(52)が0―0の引き分けに終わった国際親善試合カメルーン戦で、若手とベテランの融合に自信を見せた。
終始攻め立てながら得点を奪えずスコアレスドローに終わり、試合後の指揮官は「満足いく結果ではなかったが、苦しい時は耐えながら一人ひとりがチームとして戦い抜くことを選手たちが続けてくれた」と精力的なプレーを見せたイレブンをねぎらった。
アフリカの強豪を相手に白星こそ逃したが「若い選手、ベテラン選手が融合しながら、非常に強い相手と強化試合をできたことは将来の成長につながっていくと思う」と森保監督は確かな手ごたえを得た様子。FW大迫勇也(30=ブレーメン)やMF南野拓実(25=リバプール)ら主力組が存在感を見せる一方で、MF久保建英(19=ビリャレアル)やA代表デビューを果たしたDF菅原由勢(20=AZ)など若手もアピール。指揮官が標ぼうする世代間の〝融合〟が形になりつつある。
強豪相手に無失点で抑えた守備陣についても「まだまだうまく守れると思うが、失点ゼロというのは選手たちがよく頑張ってくれた」と高く評価。新型コロナウイルスの影響もあり1年ぶりとなったA代表の試合で、森保ジャパンがまずまずの再スタートを切った。
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