
〝鬼〟のいぬ間に完全復活か。競泳でリオ五輪男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(26=ブリヂストン)が日本短水路選手権(17、18日、東京辰巳国際水泳場)の男子200&400メートル個人メドレーで2冠を達成。レース後は「すがすがしいレースが久しぶりにできた。すごく気持ちいいです」と笑顔で話した。
4年前に頂点を極めたが昨年、不調を理由に休養を決断。自分を見失い、周囲に「水泳がつらい」と漏らすほどドン底を味わった。この低迷と入れ替わるように台頭したのが、幼少期からライバルとして切磋琢磨してきた瀬戸大也(26)だ。昨年の世界選手権ではメドレー2種目で金メダルを獲得。東京五輪代表となり、萩野を完全に逆転したかに思われたが、周知の通り不倫騒動によって年内活動停止という苦境に立たされている。
萩野は盟友へ「彼はずっと戦ってきた仲間。年明けから一緒にレースできることを楽しみにしています」とエールを送り、スイマーとしては「まだまだ彼の足もとにも及ばないと思う」と認めた。確かに今大会、瀬戸が出場していたら2冠は厳しかっただろう。
しかし、日本代表の平井伯昌ヘッドコーチ(57)は「萩野公介っていう人間は、この半年でだいぶ変わった。水泳だけじゃない部分が競技者にとって必要」と語り「記録はともかく『日本選手権優勝』っていうのはね…」と、今回の優勝が復活へつながると確信する。
盟友のスキャンダルが復調の足掛かりとなるのか。2人の「ライバル物語」は東京五輪まで目を離せない。
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