久保建 日本代表オーストリア遠征で試される「価値」

久保建 日本代表オーストリア遠征で試される「価値」
久保建(ロイター)
       

 森保ジャパン今年最後の活動でMF久保建英(19=ビリャレアル)に、ピッチ内外の“テスト”が待ち受けている。久保は、パナマ(13日)、メキシコ(17日=日本時間18日)と対戦する日本代表のオーストリア遠征のメンバー24人に選ばれた。代表で着実に存在感を高める中、今回は自らの価値を証明する試金石となりそうだ。

 会見した森保一監督(52)は2022年カタールW杯アジア2次予選、さらに激戦必至の同最終予選が待ち受ける来年に向けて激しいサバイバルを予告した。「常に競争がある。ポジションを約束されている選手は一人もいない。序列はあっても、“これまで”の序列であって“これから”の序列ではない」と猛ゲキを飛ばし、選手にさらなる奮起を促した。

 その中で虎視眈々とレギュラーの座をうかがうのが久保だ。今季はスペイン1部の強豪ビリャレアルに移籍し、厳しい競争の中でも出場機会を確保して成長を続けている。代表でも10月のオランダ遠征で2試合とも出場し、コートジボワール戦では先発。今回の遠征は不動のレギュラー奪取の足掛かりとなるが、まずポイントになるのがポジションだ。

 代表ではこれまで右サイドを主戦場としてきたが、10月は左サイドでも出場し評価を上げた。自ら「理想的なポジション」と語るトップ下を含めてどのポジションでも勝負できるレベルにあり、森保監督が求めるプレーの幅を広げている。

 また、FKのキッカーとしての期待も大きい。10月のカメルーン戦では試合終了直前にあと一歩でゴールという強烈FKを披露。本紙評論家の元日本代表MF前園真聖氏(47)も「キックの質は非常に精度が高いです。日本にとって大きな武器になるはずです」と太鼓判を押しており、かつてのMF本田圭佑(34=ボタフォゴ)のように“悪魔の左足”で代表エースの座を狙う。


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