
浜松オートのGI「第62回秋のスピード王決定戦」は22日の4日目、準決勝戦が行われた。この日は第8R発売中から雨が降り始め、準決勝戦は湿走路となった。前日まで好走していた佐藤摩弥(川口=28)や伊藤信夫(浜松=48)をはじめ、浦田信輔(飯塚=47)、佐藤貴也(浜松=35)、森且行(川口=46)、早川清太郎(伊勢崎=38)らは敗退した。
その中で地元期待の鈴木圭一郎(浜松=25)は2着ながら優出を決めた。
準決勝第12Rは、好スタートを決め5番手につける。2周回で4番手、4周回で3番手に上がり、最終周の3コーナーで岩田裕臣(川口=37)の内に切り込んで2番手に。最後は逃げる平塚雅樹(浜松=40)をまくる勢いだった。
「最後はイチかバチかでした」と2番手に上がったシーンを振り返ったが、この動きができるのはマシンが良くなったこともある。
「本当はクランクケースだけ替えようと思ったけど、クランクも交換しました。雨だけど、道中はエンジンには余裕があって止まってくれる。昨日(3日目)のままでは、コーナーで流れてしまってダメだったと思う」と整備での良化を実感する。
「晴れの練習が乗れていないので(最終日の)練習で乗ってみたい。いい状態で臨めるようにしたい」と万全を期す。
これでこの大会3連覇も見えてきた。
「それよりも早く501勝目を挙げたいかな。499勝から500勝は長いかと思ったら、そうでもなかった。501勝目への方が長い」と苦笑いする。
501勝目が達成なら3連覇となる。23日、第12R優勝戦の試走に注目だ。
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