「BRAVE」入門の決め手はレスリング出身の宮田氏の存在が大きい。「竿本(樹生)選手らレスリング出身の選手が成績を残している。自分が鍛えるならここだと思いました」。レスラーの兄がひと足先に内弟子として活動していることも心強い。
04年にMMAに転向した宮田氏が内弟子制度を始めたのは09年2月。当時、若手選手が生活費を稼ぐためにバイトで練習時間を削られるのをもったいないと感じ「バイト代を払うから、ジムに来れば」と声をかけたことがきっかけだ。「お金は後から稼げるけど、20代前半の一番強くなる時期を逃すと、だいたい伸びしろが止まってしまう」。生活費の心配なく練習に集中できる環境で、これまでレスリング出身では竿本や武田光司(25)ら多くのMMAチャンピオンを輩出している。
全日本王者の肩書を持つ原口にも、大きな期待がかかる。「実績は文句なくこれまでで一番。100%、何かのチャンピオンにはさせます。あとはメジャーイベントでどれだけ活躍できるか」(宮田氏)。師匠に後押しされ、輝かしい舞台で頂点を狙う。
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