
欠場者が出たことによる繰り上がりで初の海外メジャー「全米女子オープン」(12月10日~、テキサス州)出場が決まった三ヶ島かな(24=ランテック)がその顛末を明かした。
最初に連絡を受けたのは10日ほど前。「その時はウエーティング(補欠)の19番目という話でした。出られるかもしれないんだと思ってソワソワしていたら、次の連絡では7番目になっていて…」。次の連絡では補欠2番目まで繰り上がり、24日にはついに出場できるという吉報が舞い込んだ。
三ヶ島は最初の連絡を受けた時点で渋野日向子や勝みなみに相談。「ウエーティングでも行く価値はある、練習ラウンドだけでもありだと思うよって言ってくれました」。
その言葉を受け、ウエーティング5番目以内なら現地入りすると決断。「行ける時に行かないと、何が起きるか分からないじゃないですか。オフにケガをするかもしれないし、最初で最後の可能性もゼロではないので」。コロナ禍での渡米となるが、迷いは一切なかったという。
今週は年内の国内最終戦「JLPGAツアー選手権リコー杯」(26日~、宮崎)に出場。「優勝争いにはほど遠い試合が続いているので、最後ぐらいはドキドキ、ワクワクするところに行きたいですね」。初の海外メジャーを前に、ここでしっかり調子を上げるつもりだ。
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