
国内女子ツアーの年内最終戦「JLPGAツアー選手権リコー杯」初日(26日、宮崎・宮崎CC=パー72)、渋野日向子(22=サントリー)は1イーグル、3バーディー、1ボギーの68をマーク、首位に1打差の4アンダー、2位と好スタートを切った。首位は原英莉花(21=日本通運)で5アンダー。
1つスコアを伸ばして迎えた9番パー5、渋野は残り234ヤードから3Wで2オンに成功すると、奥から7メートルのスライスラインを沈めてイーグル奪取。ティーショットからパッティングまで「ほぼ完璧ですね、あれは」と自画自賛のイーグルだった。
後半も13、15番とバーディーを重ねたが、17番パー4はティーショットを左に曲げてトラブル。2打目はグリーン手前のラフに出すだけとなり、3オン2パットでこの日唯一のボギーとした。
「そこまでノーボギーで回れていたことがビックリで落ち着かない感じでした。17番でボギーを叩いてしまった時は安心した感じでした(笑い)」。好調な滑り出しに口も滑らかだった。
今週は石川遼(29=CASIO)やイ・ボミ(32=韓国)といった男女のトッププロとコンビを組んできた佐藤賢和キャディーとの初タッグ。「パッティングの読みを参考にさせていただいて、ラウンド中、ずっと聞いていたんですけど、ホントによく合っていました」。芝目が強い高麗グリーンを2人で攻略した。
明日は今季、鬼門となっている2日目だが、今大会は予選落ちがない。「そのプレッシャーがないのは自分にとってかなりプラス。オーバーを打ちたくないではなく、目標にしている3つ伸ばすことを意識していきたい。強気で行かなきゃダメですね、そろそろ(笑い)」。今週はこのままスマイルが続くか?
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