
ボートレース浜名湖の「中京スポーツ もみじ杯」は28日、大会5日目を開催。10~12レースで準優3番勝負を行った。10レースで1号艇・横沢剛治(静岡=43)ら、3艇によるフライングと大波乱もあったが、11、12レースは順当に1号艇が勝利。29日12レースの優勝戦でVを争うベスト6は次の通りとなった。
1号艇・堤 昇(静岡=50)
2号艇・金子龍介(兵庫=47)
3号艇・西村拓也(大阪=33)
4号艇・松下一也(静岡=37)
5号艇・古賀千晶(兵庫=39)
6号艇・池田浩美(静岡=44)
このうち、18年8月以来の久々となる地元・浜名湖Vに燃えているのが松下だ。準優11レースは差し順走で2着。しかし、見せ場はタップリで、特に1周2マークは鋭角に回り、あわよくば1着を狙うレースを披露。改めて回り足の良さを証明した。
「伸びは普通だが、ターン回りや行き足がいい」と2連率33%のエンジンとしてはこれ以上ないくらい仕上げている。準優前の5日目7レースでは6着大敗、4日目も振り込む場面があり、途中で調子を崩したが「最近、浜名湖のエンジン出しは安定している」と勝負どころでしっかり立て直してきたのはさすがの手腕といえるだろう。
優勝戦は4号艇。3号艇となった西村が節一級の舟足だけに、その外ならズボ差しの展開もありそうだが、松下といえばスタート一撃が代名詞の選手でもある。自慢の調整力もフルに生かし、「このままでもレースできるが、展開待ちになる。伸び仕様も試してみたい」と最後は自力駆けでのVを狙っている。
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