
宮里藍(35=サントリー)が30日、ジュニアを対象にした「第1・5回宮里藍インビテーショナル・オンラインイベント」(29日)を振り返るリモート会見を行った。
昨年9月に試合とレッスン会を組み合わせた第1回が行われたが、今年はコロナ禍で開催を断念。「悩んでいる選手たちがそれを話せる場を作れたらいいなと思いました」と昨年の参加者とのオンラインイベントに切り替えた。
〝1・5回〟というネーミングには「半歩前に進む」という意味が込められており、来年はリアルイベントとして、第2回の開催を目指している。
試合の中止やプロテストの延期など、選手たちへの影響はもちろん大きいが、コロナ禍で生活が一変したのは藍も同じ。「全く家を出ない時期もあって、人生について考えさせられる時間でした。選手たちとは意味合いが違いますけどつらかったですね」。現役時代に取り入れているメンタルメソッド「ビジョン54」を指導者の立場で学び直す時間にもなったという。
また、今季の女子ツアーで印象に残った選手を問われると「私も小柄なので同じような選手に目が行くんですけど、古江彩佳さん、西村優菜さんがパワーゲームの時代に活躍できるのはすごいなと思います」。
続けてメジャー2連勝を果たした原英莉花や米ツアーで活躍する畑岡奈紗の名前を挙げ「日本の女子ツアーは本当に選手層が厚いなと思います。なので一人は選べないんです」と後輩たちの活躍に目を細めた。
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