
日本ボートレース競走会が2020年の賞金女王が決まる浜名湖プレミアムGⅠ「第9回クイーンズクライマックス(QC)」(28日開幕)の出場選出順位を発表。松本は賞金ランク7位で年末の大一番に出場することになった。
6年連続6回目の出場となるQC。2016年の第5回大会(平和島)、18年の第7回大会(平和島)で優勝し、この大会では唯一の複数Vを達成している。優勝選手に贈られる栄光のティアラも2度、戴冠。「ティアラは2回目は実感できて重みを噛みしめられましたね。1回目は500万円する高価なティアラが頭から落ちるんじゃないかと心配でした(笑い)」と誰よりもVの喜びと重みを知っている。
当然、3度目の戴冠を狙っている。「毎年QCに行ってVしたいと思っている。もらったエンジンを早く仕上げないといけないので、それに向けてペラの準備とメンタルを合わせていきたい。自分のやることをしっかりやって、1年間応援してくれた方の期待に応えたい」と意気込む。
今年はコンスタントに優出を積み重ねて15優出3V。6月から5連続優出、8月下旬からは10月にかけて6連続優出という量産ぶりだった。「調子は良かったですね。こんなに連続して優出できたのは初めて。リズムも良かったし、いいエンジンでなくても調整や整備が当たった。展開も良く優勝戦に乗れたりもしている。1走1走大事に走って焦らずに走れたのが好結果につながった」と振り返る。
プライベートでは「コロナもあるし、インドア派で漫画を読んだり、ユーチューブを見たりしてます。今は寝ることとか好きで、特に趣味がないんですよね。コロナが落ち着いたら旅行に行けるところをグーグルアースで探してます」とリラックスモード。温存したパワーを存分に発揮して今年も師走の主役の座を射止める。
〈松本晶恵・12月の出場予定〉
◇17~22日 ボートレース桐生・男女W優勝戦
◇28~31日 ボートレース浜名湖・プレミアムGⅠクイーンズクライマックス