
ラストランとなるジャパンCで有終の美を飾ったアーモンドアイ(牝5・国枝)が、3日午前11時30分、国枝厩舎から福島ノーザンファーム天栄へと出発。デビューから3年間にわたり慣れ親しんだ美浦トレセンに永遠の別れを告げた。
「トレセン在厩が無事に終わり、ホッとした気持ちです。もちろん厩舎だけでなくオーナーのシルクさんや牧場サイドの力が結集してこそ、これだけの成績を残せました。寂しさもあるけど、アーモンドアイの子ども(という形)でまた会えれば」と国枝調教師。
出発前は同日の朝に届いたばかりの星9個が燦然と輝く特殊ゼッケンとともに記念撮影。多くのスタッフに見守られながら、馬運車で厩舎を後にした。引退式が予定される19日はNF天栄から直接、中山競馬場へ。式の終了後は再びNF天栄を経由し、生まれ故郷の北海道に戻って繁殖生活に入る。