
巨人の2000年生まれ〝ミレニアム世代〟期待の2人が契約更改を終えた。
5日からスタートした巨人の契約更改は、主に選手寮で暮らすヤングGからスタート。さっそく50万円アップの630万円でサインしたのは、今季一軍初登板を果たした2年目左腕・横川凱投手(20)だ。11月8日のヤクルト戦で初先発し5回を1失点と好投。その日は坂本の2000安打達成でかすんでしまったものの、今後の活躍に期待がかかる投球だった。
「(球団からは)来シーズン期待しているよと言っていただいた。それに応えられるように頑張っていきたい」と語った左腕は、来季の一軍定着を誓った。
育成2年目もオープン戦での強気の投球が認められ、5月31日に支配下昇格を勝ち取った、沼田翔平投手(20)は育成での年俸260万円から、240万円アップの500万円でサインした。
「今年支配下に上がって、一軍の戦力として見ている」と期待の言葉をかけられた右腕は、まずは今季の登板数(5)を超えることを目標に掲げた。一軍帯同時には「技術にばかり目が行ってしまっていた」と、ファームでは体重、筋肉量増に努めた。140キロ前半だった球速も、シーズン終盤には149キロまでアップ。確かな手ごたえを感じ来季に備える。
〝発掘、育成の巨人〟を掲げる球団としても、期待を寄せる〝ミレニアム世代〟。来季を飛躍の年とできるか。 (金額は推定)
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