カープ復活3連覇を呼んだ衝撃のW復帰 「新井説得」の黒田が広島に戻った真の理由は…

【球界平成裏面史 広島編(1)】平成28年(2016年)~30年の広島3連覇は、平成一番の〝大異変〟と言っていい。平成3年以降優勝から遠ざかり、平成10年(98年)~平成24年と15年連続でBクラスだったチームが、巨人をしのぐ王者と呼ばれるほどの常勝軍団に変身したのだから。

 中心的役割を担ったのが、平成24年オフにカープに復帰した新井貴浩黒田博樹である。一度はFA宣言して移籍したのち、広島に戻った選手は過去にいなかった。二人が長年の前例を打ち破った裏側に何があったのか。

 新井が経緯を明かしてくれたのは、私が週刊誌「サンデー毎日」の仕事でインタビューした時のこと。広島復帰から3年がたって、チームが2連覇を目指していた平成28年のシーズン中である。

「僕自身は最初、広島に戻れるなんて、思ってもいませんでした。むしろ、戻っちゃいけないと考えていたくらいですよ」

 そう言う新井は、広島時代から親しかった金本知憲を慕って、平成19年オフに阪神へFA移籍。当時は広島ファンに「裏切り者!」と散々罵声を浴びせられた。それから7年後の平成26年、定位置の一塁をマウロ・ゴメスに奪われて、出場機会が激減。契約更改では推定年俸2億円から7000万円へ大幅減俸を通告された。

 そうしたさなか、広島とは別の球団が新井に興味を持っていると、人づてに聞かされた。そこで同年11月4日、新井が球団事務所で自由契約を申し入れた矢先、阪神の南信男球団社長に言われたのだ。


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