スペイン１部ビリャレアルの日本代表ＭＦ久保建英（１９）は敵地で１―１と引き分けたベティス戦（１３日＝日本時間１４日）でリーグ６試合ぶり２度目の先発出場を果たし、後半１３分までプレーし、存在感を示した。
右サイドに入った久保は、序盤から果敢なプレーで攻め込むと、前半２６分には左サイドからのクロスに飛び込んだが、シュートは打てなかった。チームは前半５分に先制し、後半６分に同点とされる。
１―１で迎えた後半１０分過ぎ、久保はＤＦ２人のマークを受けながらも絶妙なヒールパスで相手を翻弄。１３分にＭＦサムエル・チュクウェゼ（２１）と交代となった。
試合はドローで公式戦１５戦負けなし（８勝７分け）、リーグ戦では４試合連続の引き分け。久保は無得点でインパクトは残せなかったものの、高い技術力を示した。スペイン紙「アス」は「非常に活発で質の高さを示した」とし「マルカ」紙は「もっと多くの時間を与えるにふさわしい」とし「魔法のスーパードライブ！」と評価した。
次戦のオサスナ戦（１９日＝同２０日）でも先発出場し、チームの勝利に貢献できるか。
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