
スピードスケートの全日本選手権(北海道・帯広市、明治北海道十勝オーバル)が28日、開幕。女子では平昌五輪で金、銀、銅メダルを獲得した高木美帆(26=日体大職)が500メートルと3000メートルの2冠を達成した。
500メートルでは37秒80の好タイムを記録し、平昌五輪同種目金メダリストの小平奈緒(34=相沢病院)に勝利を収めると、3000メートルではリンクレコードとなる4分03秒97をマーク。「リンクレコードを出しにいこうと思っていた。今日の3000メートルで達成できたのは大きい」と納得の表情を浮かべた。
その一方で「レース内容は良かったと思うが、佐藤綾乃選手(24=ANA)がいいところで滑っていたりとか、自分の中でまだしっかりと身になった上での結果だとは捉えられていないので、コンスタントにこういうレースができるように強くなっていきたい」と反省点を口にした。
29日以降もレースは続くだけに「今大会の目標は出る種目でしっかりと1位を狙っていく」ときっぱり。まだまだエンジンを緩めることはなさそうだ。
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