中日・与田監督が明かす〝平田からベテラン特権はく奪〟の真意

 中日は14日、ナゴヤ球場でコーチ会議を開き、沖縄春季キャンプでの一、二軍の振り分けを決定した。若手では根尾、岡林、石垣らのほか、新人では唯一、ドラフト6位の三好大倫外野手(23=JFE西日本)が一軍・北谷スタート。石川昂、同1位の高橋宏斗投手(18=中京大中京)ら若手、阪神から古巣復帰した福留や大島、ビシエドといったベテラン勢は二軍・読谷組となった。

 そんな中で、チーム内で話題になっているのは平田良介外野手(32)が4年ぶりに一軍・北谷スタートとなったことだ。与田監督は「平田は今年は一軍でやらせます。私の気持ちはそういうふうにずっと思っていたけど、担当コーチたちに聞いたところ、すぐにそういう答えがきたので一致した」と経緯を説明する。

 昨季の平田は打撃不振に陥り、右ヒジや下肢のコンディショニング不良もあって一軍から2度も離脱。結局、55試合の出場にとどまり、打率2割3分5厘、3本塁打、17打点ともがき苦しんだ。

 例年なら大島と同様に二軍でマイペース調整を許される立場だったが、今年はこの〝特権〟をはく奪される格好となり、チーム関係者は「平田は良かったときより、守備と走塁面が落ちてきていて、それが打撃にも影響している感じがする。30代となってそれが年齢によるものなのか、そうではないのか…。ルーキーの三好や岡林、滝野、伊藤らが一軍キャンプでいいものをどんどんアピールすれば、これまでのように平田の外野レギュラーの座は安泰とはならないよ」と指摘する。

 実際、平田について与田監督は「競争の中に入れる? そうですね。より平田もうかうかしていられない思いも感じた年だと思う。キャプテンは周平ですけども、チームリーダーとしての期待、平田も当然それだけの力を持った男ですから彼の力は必要」と鼓舞する。

 その上で指揮官は「去年悔しかったでしょうからね。ケガもあったし、思い通りにうまくいかないところもあったでしょうし。逆にそれがあったからこそ今年、僕は楽しみにしている」と期待を寄せているが、平田の尻に火がつくか。

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