
【The インタビュー~本音を激白~(4)】大ちゃんワールド炸裂だ。フィギュアスケートのアイスダンスで活躍する高橋大輔(34=関大KFSC)が競技と並行して取り組んできたリノベーション(建物改修)の部屋が完成。氷上での独創的な表現力をほうふつとさせる奇抜なデザインを初披露した。氷上でも建築でも我流の世界観で魅了する大ちゃんは本紙の単独インタビューに応じ、表現者の「哲学」を激白。さらに〝建築家スケーター〟としての10年後の未来像も語り尽くした。
――ここまで奇抜な部屋は見たことがない
高橋 ありがとうございます! 今回は「好きにやっていいですか?」って聞いたら「ぜひ!」と言われたので、かなり攻めました(笑い)。特に力を入れたのは色。天井と壁が青、床がピンク。完成した部屋に恐る恐る入ったけど、意外と圧迫感はなかった。今回の挑戦でまだまだ攻められる!って可能性を感じました。
――ズバリ、部屋のネーミングは
高橋 何ですかねえ。難しいなあ。そうだ! 現代版「青の洞窟」ってどうですか? なかなか味わえない雰囲気なので。実際、夕方くらいに部屋に入ると、ホントに洞窟感が強い。住んだ方はどう感じるのか(笑い)。
――こだわった点は
高橋 大きい部分だとシャワーブース。あえて浴槽をなくし、最新のシャワーユニットを入れてもらいました。細かいところでは曲線を使いたくなかったので、ドアノブやタオルかけも四角くてストレート。なかなか見つからなかったので、後半まで悩みました。