
卓球の全日本選手権第6日(16日、丸善インテックアリーナ大阪)、女子シングルス準々決勝は、東京五輪代表の石川佳純(27=全農)が、高校1年の横井咲桜(四天王寺高)に4―1(12―10、1―11、11―7、11―8、11―6)で快勝した。
結果以上に厳しい内容だったという石川は、対戦相手と過去に交流があった。「3年くらい前に合宿で練習したことがあって、そのころからすごくセンスのある選手だなと思っていた。今回すごく強くなっていて『やっぱりな』と思っていた」。特にサーブに苦しめられたようで「すごく分かりづらかった」と振り返った。
そんな石川は周囲がレベルアップしていることを実感し「昔みたいに受けて立つという気持ちはまったくなく、自分も向かって行くと。年齢関係なくやりたいなと思う」と〝意識改革〟を強調。
これまでとボールが変わったことを挙げ「先手必勝というところが大きくなっていると思う。昔と違うところはどんどん自分を変えていくし、対応していくことが大事かな」と力を込めた。
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