
ボートレース桐生の「第14回マンスリーBOATRACE杯」は21日、3日間の予選を終了した。
今節の大本命で地元のエース・毒島誠(群馬=37)を抑えて、ベテラン吉川昭男(滋賀=47)が予選をトップ通過を決めた。
これも今年に入ってから全国各地で吹き始めた〝滋賀旋風〟に乗ったのか、予選最終戦の3日目3Rは2着(後半戦11Rは得点争いに無関係の一般戦で3着)に終わり、3連勝とはならなかったがトータル6戦3勝でオール舟券絡みの好成績。
3日目は「(プロペラを)回していったが、伸びが落ちて、バランスが悪かった」と、やや調整は外したが、それでも回り足を中心に機力は水準以上のモノ。「プロペラ調整をして反応があるし、エンジンはいいと思う。2日目の状態に戻せば大丈夫! 合えば上位級の足」と、準優に向けて万全を期している。
一方、毒島は2日目こそ白星はなかったが、初日に続き、3日目も2連勝! 予選トップ通過は逃したものの、2位での突破で準優勝戦10Rの1号艇は確保、意地を見せた。
ただ、舟足は変わらず「3日目はマシだったけど、足はまだ中堅の域」と、心もとないのが現状だ。「プロペラが合えば、気持ち良く乗れるんだけどね。(ターンでのボートの)かかりを良くしたい」と、引き続き底上げを図る。
V争いはこの両者の一騎打ちムードとなってきた。
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