
大相撲初場所千秋楽(24日、東京・両国国技館)、十両勢(34=伊勢ノ海)が日本相撲協会に「左母指中手骨脱臼骨折」との診断書を提出し、2005年春場所の初土俵から初めての休場。連続出場は1090回でストップした。
これにより対戦相手の十両剣翔(29=追手風)は不戦勝。19年名古屋場所以来、2度目の十両優勝が決まった。
また、今場所は新型コロナウイルス感染拡大の影響などで十両以上の関取16人が初日から不在で、10日目に大関貴景勝(24=常盤山)が休場し、02年名古屋場所を上回る戦後ワーストになった。その後、14日目に十両美ノ海(27=木瀬)、この日の勢で19人となり、さらに更新した。