
元SKE48の矢方美紀(28)が11日、がん検診の大切さを伝えるオンライン講演会「前を向いて一歩ずつ。~AYA世代のがんを知ろう~」を開催した。
同イベントは生命保険大手のアフラック、第一生命が主催。2019年のがん検診受診率調査で、胃がんが全国最低、肺がんが46位、乳がんが43位など全国最低レベルの大阪府と連携し、AYA世代(思春期および若年成人)に、がんの実態を知ってもらおうというものだ。
矢方は2018年に乳がんが判明し、左乳房全摘出・リンパ節切除の手術を受けた。歌舞伎俳優・市川海老蔵の妻・小林麻央さんの乳がんのニュースがきっかけでセルフチェックを行い、乳がんが判明したこともあって「もし私もなったらどうすればいいかと置き換えて考えたのが今につながっている。自分には関係ないと思わずに病院に行ったのが良かったと思う。乳がんのセルフチェックは無料でできる。自分自身の体は自分が一番知っていると思うので、しっかりと向き合ってもらえたら」とがん検診の大切さを強調。
コロナ禍でガン検診を迷っている人に対し「今、医療機関は一番、コロナに対して対策を取っていると思う。検診に行きたいという方がいれば、連絡を取れば対策も教えてくれると思うので、安心して行ってほしい」と呼び掛けた。
現在は名古屋を中心にラジオや司会の仕事を続けながら声優の夢を追っており、出演するアニメ「シキザクラ」(中京テレビ)も今年放送予定だ。