
国内女子ゴルフの「ダイキンオーキッドレディス」2日目(5日、沖縄・琉球GC=パー72)、20位から出た渋野日向子(22=サントリー)が67をマーク、6アンダーの5位に浮上した。首位には10アンダーで西郷真央(19=大東建託)、森田遥(24=新英ホールディングス)が並んだ。
大会前に予選落ちの夢を見たという渋野は「正夢にならなくて良かったと思います」。4つのパー5ですべてでバーディーを奪う内容に「80点」と納得した様子だった。
この日はパー5の2打目でグリーン近くまで運べる状況でも、得意の距離を残すマネジメントを徹底。「エッジまで15ヤードあるような微妙なバンカーがあって、私はバンカーが好きではないので」。出だしの11番の3打目は残り74ヤードから1メートル、18番は75ヤードから1・5メートルにつけるなど、ウエッジが冴えた。
今年はパー5のバーディー率向上を狙って、46度、51度、54度、57度とウエッジ4本のセッティング。石川遼(29=CASIO)から「100ヤード以内の精度を上げるならウエッジを増やすという選択肢もあると言っていただいた」ときっかけを明かした。
コロナ禍で開幕が大きく遅れた昨年は予選落ちから始まったが、今年は初戦から上位で決勝ラウンドに進出。「悪くない位置だと思うので、上位争いを楽しみながら、目の前のことに集中することを目標に頑張りたいです」。オフには何度か一緒に練習したという石川の助言を生かし、最高のスタートを切る。
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