【東京五輪】陸上テスト大会は最大規模の参加者1620人 組織委「しっかりできたと評価したい」

 東京五輪の陸上テスト大会が9日、本番メイン会場の国立競技場(東京・新宿区)で開催された。世界陸連(WA)のセバスチャン・コー会長(64)も視察に訪れ、選手350人が出場し、男女計33種目が無観客の中で行われた。

 会場周辺では五輪中止を求めるデモ行進も展開されたが、大会は無事に終了。運営に当たった東京五輪・パラリンピック組織委員会の森泰夫運営局次長は「これだけ多くの選手が出場し、テレビのライブ中継が入って非常に負荷がかかる形でイベントを開催する機会に恵まれた。こうしたケースは非常に少なく、かつ非常に貴重なものになった」とした上で「しっかりできたと、非常に評価したい」と及第点を与えた。

 今大会には組織委員会250人、ボランティア320人を含む合計1620人が参加。5日に開催されたマラソンのテスト大会(北海道・札幌)の参加者は約2700人だったが、今回は「路上以外で最大規模の参加者」(森次長)となった。

 新型コロナウイルス対策も厳重に施され、手指の消毒とマスク着用はもちろん、ウオーミングアップ会場から競技場までの選手の動線など細かい部分が確認された。森次長は「様々な課題や反省点を抽出し、今後の大会でどうやって安全な運営をするか、周辺の住民の方々も含めて安心してご理解いただけるか。事例を一つひとつ積み重ねていきたい」と本番を見据えた。

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