【新宿ゴールデン街交友録 裏50年史】東京藝術大生の坂本龍一はいつも違う女の子を連れて…

【新宿ゴールデン街交友録 裏50年史】東京藝術大生の坂本龍一はいつも違う女の子を連れて…
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若き日の坂本龍一

 話をゴールデン街へ戻そう! 70年代初期の街の風景は、まだ妖しげな呼び込みのお店と、映画、演劇、文学など反権力の強者共の溜まり場的飲み屋とで色濃く分類されていた。そんなお店をエピソードを交えながら紹介していこう。

 まず今、私が経営している「クラクラ」だ。前のオーナーのひろ新子に聞いたら1971年か72年開店だと云う。その新子は劇団青俳の養成所を出て私の所属していた「変身」に入団してきた。私が10月、新子達は翌年の4月。半年でも早ければ先輩だ。その同期に下北沢の「レディジェーン」(松田優作が通っていたとして有名)のオーナーの大木雄高がいる。私より一つ年上だが、私が先輩。今でも呼び捨てだ!(笑)。

 その新子がクラクラを開店。当然劇団仲間という事で良く飲みに行ってた。ま、その前に下北沢にあった「ドーム」でのバイト仲間でもあったから仲良くはしてたしね。このクラクラは当然芝居関係者が多かった。今も強烈な印象を持っているのは俳優・草野大悟だ。彼は常に文庫本片手に飲んでいた。映画「TOMORROW 明日」で一緒になりロケ先で飲んだ時も本片手だった。その彼が亡くなり葬儀の帰りに飲んだ仲間に文学座の冷泉公裕、石井喧一(東京ヴォードビルショー)がいる。何故か「最近頭が薄いね…」との話になり「このシャンプーが良いよ」と。40半ばの男共が、葬儀の飲み会でお互いの頭を眺めシャンプー話をするとは…それも人生さ。笑えるね。でもそのローナシャンプー(サトウキビとヤシ油原料・ユー企画)を今でもお取り寄せで使って私の頭を黒々と守ってくれている。


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