【京成杯AH】カテドラル待望の初重賞ゲット 混戦マイル戦線に〝一筋の光〟

 12日、曇天模様の中山競馬場で行われたGⅢ京成杯オータムハンデキャップ(3歳上、芝外1600メートル=サマーマイルシリーズ最終戦)は7番人気のカテドラル(牡5・池添学)が勝利。勝ち時計1分32秒0(良)。3歳時のGⅠ・NHKマイルC3着のほか、これまでGⅢで2着が4回の善戦ホースが、5歳秋にして待望の重賞タイトルを獲得した。レースを振り返ると同時に、同馬の可能性を探る。

 スプリント戦からの参戦だったコントラチェックがハナを奪う。前半4ハロン45秒6。2ハロン目から11秒2→11秒1→11秒0とハイラップが続いたとはいえ、開幕週の馬場を踏まえればミドルペースか。勝ったカテドラルはスタートでやや立ち遅れたが、内枠を利して中団へ。いつもより前めのポジションを取れたことが1つ目の勝因。そして、2つ目のそれは4コーナーでの進路取り。外側にいた1番人気のグレナディアガーズ(3着)は大外へかじを切ったが、カテドラルはイチかバチかのイン突きを敢行。とはいえ、馬群を割れたのはラスト1ハロン標識を過ぎてから。そこからが強烈な伸び脚。4~5馬身前にいた逃げ粘るコントラチェックをみるみるうちに追い詰め、クビだけ抜いたところがゴールだった。

「今週の中山は前残りが多かったので、いつも後ろから行く馬はどうかな?と思っていましたが、いいレースができました。本命馬を見ながらリズム良く走れたし、外を回さずに内をさばこうと。進路を探すのが大変でしたが、馬に手応えがあったのでさばけましたね」とはテン乗りながら120点の騎乗でVに導いた戸崎圭。一方の池添学調教師も「すごく上手に乗ってくれました。年齢を重ねて普段の調教やパドックなどでの落ち着きが増してきましたし、それだけレースで力を発揮できるように。フレッシュな状態の方が落ち着いて走れるので一旦、放牧に出して大舞台へ行きたい」とビッグタイトル制覇へ意欲を見せた。

 半兄ジェベルムーサも重賞初Vは5歳8月(GⅢエルムS)の遅咲き。その兄は脚元の不安に付きまとわれたが、こちらはおおむね頑健だ。中距離路線へ進むグランアレグリア不在で混戦模様のマイル戦線。一筋の光が初秋の中山から現れ出た。

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