【熊本競輪in久留米・GⅢ火の国杯争奪戦】嘉永泰斗と瓜生崇智の地元ヤングが「希望」の星になる

 開設71周年記念熊本競輪「火の国杯争奪戦」GⅢin久留米は9日、準決3番勝負をメインに3日目を開催し、最終12Rでは地元ヤングの嘉永泰斗(23=熊本)と瓜生崇智(26=熊本)が見事にワンツーフィニッシュ。駆け付けたファンの声援に最高の形で応えた。

 中川誠一郎(42=熊本)、中本匠栄(34=熊本)の2枚看板をはじめ、地元勢がバタバタと敗れていく中、〝最後の砦〟を気鋭が守った。

 準決12R、地元トリオの先陣役の松岡辰泰(25=熊本)が鐘前からフル発進。ラスト1周では8番手から渡辺一成(38=福島)―和田圭(35=宮城)がものすごいスピードで迫ってきた。番手を回る嘉永は松岡の気持ちを汲んで最終1角で自力にチェンジ――。

 嘉永と渡辺のツバ競り合いはしばらく続き、さらに中団確保した王者・松浦悠士(30=広島)もまくっきて最終3角では3列並走の攻防となったが、嘉永が執念でビッグネームを振り切った。サポート役に徹した瓜生も最後まで連結を外すことなく続いてゴールした。
 
 共同会見場にやってきた瓜生は「前2人のおかげ。感無量です。感謝している」と声を振り絞り、目を潤ませた

「競輪人生で初めて涙が出た。本当、胸いっぱいになりました」

 そして、殊勲ヒーローの嘉永は「プレッシャーより緊張感の方が強かった。番手を任されので。誰かが決勝に乗れればの思いで走っていたので2人乗れてよかった」と語り「すごく充実しているので明日(最終日)も頑張りたい」と兜の緒を締めた。

 2016年の熊本地震で大きく傷つき、休催が続く熊本競輪場だが3年後の再開へ向けて一歩を踏み出した。再開時には彼らが先頭に立って熊本輪界を引っ張っているのは間違いない。今大会のキャッチコピーでもある「希望」の星は決勝でも最高に輝くことだろう。

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