不振のギャレット再生法は「自由放任」か「愛のムチ」か

不振のギャレット再生法は「自由放任」か「愛のムチ」か
ギャレット

 巨人は8日、東京ドームで中日に4―11で大敗。今季ワーストとなる17被安打、同タイの11失点を喫し、今季2度目の同一カード3連敗で3位に転落した。3連戦で合計26点を献上した投手陣の“投壊”ぶりには目を覆うばかりだが、攻撃の要とならなければいけない4番のギャレット・ジョーンズ内野手(34)の打撃不振はさらに深刻だ。この日も2度の得点機でいずれもアッサリと凡退。そんな悩める主砲について海の向こうからは「カミナリ再生法」の助言が送られた。

 完膚なきまでに叩きのめされた。3戦連続の大量失点。しかも東京ドームにおける中日戦の同一カード3連敗は2006年7月以来となる。高橋由伸監督は投手陣について「先に点を取られてしまっている。そうなるとなかなか厳しい」としながらも「どんな展開であってもバッターは打たなきゃいけない」と攻撃陣に苦言を呈した。

 その打線で大ブレーキとなったのは主砲のギャレットだ。6回に片岡の2号2ランが飛び出して3点差に詰め、なおも二死一、三塁のチャンスで打席に立ったが、あえなく空振り三振。さらに9点差で試合がほぼ決したとはいえ8回一死一、二塁の好機でも最悪の二ゴロ併殺打に倒れ、場内から罵声を浴びせられた。

 この中日3連戦も5三振2併殺打を含む12打数1安打とサッパリ。本塁打こそ坂本に次いでチーム2位の6本をマークしているが、打率は2割1分7厘(8日現在)と低空飛行が続いている。しかも得点圏打率に至っては1割2分5厘にまで沈んでおり、チャンスにもめっぽう弱い。それでも不振にあえぐ4番に関して由伸監督は「みんな良かったり、悪かったりあると思いますから」とかばい、内田打撃コーチも「少しナーバスになっているし、こっちが“ああでもない、こうでもない”と言うべきではない」と語るなど首脳陣はまだ放任する構え。だが、メジャー時代からギャレットを知るア・リーグの某球団関係者は「彼はスランプに陥った時、厳しく接しないと目が覚めにくいタイプ。放任は良くない」と即座に警鐘を鳴らした。

「パイレーツ時代はジョン・ラッセル(現オリオールズ・ベンチコーチ)とクリント・ハードル(現パイレーツ監督)の2人の闘将に厳しい指導を受け、次に移籍したマーリンズでもマイク・レドモンド(元監督=昨季途中で退任)からヘビー・ペッティング(シゴキ)を受けてそれなりの成績を残した。ただ…昨季在籍したヤンキースではジョー・ジラルディ監督がソフト路線で放任したこともあって伸び悩んだ」

 過去の例と照らし合わせる限り、ギャレットには“愛のムチ”を振るうことが最適なのかもしれない。

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