巨人・菅野の「防御率0点台」大胆キープ術

巨人・菅野の「防御率0点台」大胆キープ術
菅野智之

 巨人・菅野智之投手(26)が独走状態を続けている。10日のソフトバンク戦(ヤフオク)では8回2失点で2敗目を喫したが、リーグトップの投球回数(96)にして防御率0.75は驚異的だ。打線の援護のない厳しい状況下でのピッチングが続くが、どんな思いで投げているのか。

 13日の菅野はジャイアンツ球場で、14日からの楽天戦(東京ドーム)に先発予定の田口、内海、大竹寛らと汗を流した。練習後は多くを語らなかったが「修正点はわかっているんで」。投球時に踏み出す左足の位置を一定に保つことを次回登板までの課題としていることを明かした。

 開幕して3か月が経過しようとしているにもかかわらず、防御率0点台は圧倒的。これだけ安定感があると「シーズン防御率0点台」も視野に入りそうな勢いだ。

 実際、菅野本人を直撃すると、シーズン0点台は「頭の片隅には置いてます」とキッパリ。「ただ、9回1失点でも防御率は上がっちゃうんで。そう考えるとピッチングって苦しくなるし、自分本位になっちゃうときがありますね、やっぱり」と続けると、自分に言い聞かせるようにこう語った。「だから、点差が開いたらソロホームラン一発くらいいいやって思えなきゃダメなんですよ。思えなくなっちゃったら結局、(一発を)食らうんです」

 どういうことか。菅野は具体的な例を挙げながら、こう続けた。

「ここで1点でも取られちゃダメな場面に遭遇する→いいとこ、いいとこ狙いすぎてカウントを悪くする→(結局)甘いところで勝負しないといけなくなる→打たれる、と…。一発くらいいいやと思っている方が、大胆に攻めていって(最終的に)ファウルを取ったりして、いい感じで打者を追い込める。(その後に)勝負球でいいとこにいけるものなんですよ」

 今季の菅野は打線の援護がほとんどないため「ここで1点でも取られちゃダメ」の場面は頻繁に訪れる。そのたびに張り詰めていたら、さすがの菅野とて精神的に持たないだろう。そこを開き直る“術”を体得できたことで、いまだ0点台を維持していたというわけだ。

 防御率0点台で規定投球回数をクリアすれば、1970年の阪神・村山実(0.98)以来となる。今季の菅野なら、決して不可能な数字ではない。

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