このままではヤバい!阪神最下位転落の防止策

このままではヤバい!阪神最下位転落の防止策
室内のゲージ裏で練習を見る金本知憲監督

 阪神が16日現在、セ・リーグ4位タイの借金4、交流戦でも5勝9敗と苦しんでいる。その一番の原因は低調な打線だ。就任1年目の金本知憲監督(48)は、そのやりくりに必死だが、本紙評論家の伊勢孝夫氏は「このままでは最下位に沈んでしまう」と厳しく診断。その上で打開策を提示した。

【伊勢孝夫「新IDアナライザー」】オリックス戦(甲子園)が雨天中止となった16日、金本監督は17日からの強敵・ソフトバンク3連戦に向けて「セ・リーグはどこも勝ち越していない。最後のチャレンジだね。勝てば勢いが出ると思う」と意気込んだ、と聞いた。だが、今や相手チームがマークすべき打者は福留、鳥谷、ゴメスくらいであとは怖さを感じない。この打線では3点取られた時点でお手上げという状況。6月は投手陣に疲れが出始め、打者有利になるころだが、その時期に打てないというのは深刻な問題だ。

 点が取れないことによる“二次被害”も心配。藤浪、メッセンジャー、能見、岩貞ら先発投手陣は粘り強い投球をしているが、援護に恵まれない場合が多々ある。打線に回復の兆しが見えずこうした事態が続けば、投手陣の緊張の糸が切れてしまう。もちろん、表立って打線への不平を言う投手はいないだろうが、心のどこかで「今日も打ってもらえないのか」「いくら頑張って投げても勝てない」という思いがよぎり始めるものだ。

 そうなればチームにとってかなりの危険信号。野手陣と投手陣の間に“溝”ができ、指揮官がいくらムチを入れても効果はない。今の阪神ならズルズルとリーグ最下位まで落ちる危険性も十分にある。過去に私もコーチ時代にそんな形で下位に沈んだチームを何度か見てきたから言える。


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