【マサチューセッツ州ボストン発】レッドソックスの上原浩治投手(41)は17日(日本時間18日)、ブルペン捕手を相手にキャッチボールや遠投などで汗を流した。遠投中にマリナーズの青木宣親外野手(34)があいさつに訪れたため、ペースを落として話し込む場面も。その後、バッテリー間の投球練習で再びペースを上げ、最後の1球はグリーンモンスターと呼ばれる高さ11.3メートルの左翼フェンス右側上段の広告看板にダイレクトにぶつける100メートル超の大遠投で締めくくった。
上原は前夜のオリオールズ戦の9回表、チームからの指示ではなく自分の意思でウオーミングアップを開始。「登板間隔が空いているからね」という理由だったが、スプリットも交え、およそ7分の投球練習を行った。
試合前のキャッチボールもそうだが、上原は部分的であれ全力投球をすることで、体の状態などを確かめ、維持しようと努めている。