自民・谷垣幹事長が八方美人にならざるを得ないワケ

自民・谷垣幹事長が八方美人にならざるを得ないワケ
谷垣偵一自民党幹事長

 自民党の谷垣禎一幹事長(71)が23日、神奈川選挙区(定数4)で応援演説を行った。自民党公認は三原じゅん子氏(51)だけだが、谷垣氏は3か所で3人の候補を応援した。

 午後3時前に藤沢駅前に到着した谷垣氏は、三原氏の横で「前回、野党の自民党から出てくれてうれしかった。公認は間違っていない。必ず選挙区で当選を果たさせてほしい」と絶叫した。

 1時間後には鎌倉駅前へ移動し、今度は無所属で自民党が推薦している中西健治氏(52)の横に立ち「自信を持って自民党が推薦を出した。中西さんにどうにかして当選してもらいたい。地を這ってでも、壁に爪を立ててでも勝ってもらわないといけない」と訴えた。

 そのまた1時間後には大船駅前で、自民党が推薦している公明党の三浦信祐氏(41)の応援をした。谷垣氏は「なんとしてでも三浦さんに勝ってもらわないといけない。非常に苦しい戦いをしていると思うが、がんばろう」と呼びかけた。

 谷垣氏が八方美人な対応をするにはわけがある。同選挙区では県連が三原氏支援で固まっていたが、急きょ、中西氏を推薦することに。しかし、県連関係者は「彼は過去に自民党の支援を受けて横浜市長選挙に出たのに、その後、他党から参院選に出た。推せるわけないじゃないか」と激怒。孤立無援というわけではなく、麻生太郎財務相(75)は22日、中西氏の応援に入っている。お気に入りだからだという。

 一方、三浦氏は公明党とのつながりを意識して、菅義偉官房長官(67)が力を入れている。永田町関係者は「県連の全面的支援を受ける三原氏が頭一つ抜けている。中西氏と三浦氏は他党候補と競り合っている」と指摘。民進党は金子洋一氏(53)と真山勇一氏(72)、共産党は浅賀由香氏(36)、おおさか維新の会は丹羽大氏(39)を擁立している。

 さまざまな事情や思惑から、幹事長の谷垣氏は八方美人にならざるを得なかったようだ。

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