マエケン メジャー自己最多13Kで8勝目

マエケン メジャー自己最多13Kで8勝目
AP0711前田

【カリフォルニア州ロサンゼルス10日(日本時間11日)発】ドジャース前田健太投手(28)がパドレス戦に先発し、7回を2安打1失点、無四球でメジャー自己最多となる毎回の13三振を奪って8勝目(6敗)をマーク。マエケンが最高の投球で前半戦を締めくくった。

 圧巻の6者連続三振ショーだ。2―0の5回。一死後、6番ノリスに初球の甘いカーブを左翼席に運ばれたが、前田は気落ちするどころかギアを上げた。7番シンプフを2球で追い込むとスライダーで空振り三振。8番ラミレスはカウント2―2からの6球目、外角低めのスライダーで空振り三振を奪った。

 続く6回は9番の代打ウォーレスを146キロの外角高めフォーシームでバットに空を切らせ、メジャー自己最多の10奪三振。1番アップトンをスライダーで空振り三振。2番マイヤーズもスライダーで空振り三振。7回は先頭ケンプを外角低めのスライダーを空振りさせ、13個目の三振を奪った。この回を三者凡退に抑え、救援陣に8、9回を託した。

 立ち上がりから気合十分だった。2者連続三振でスタート。3番ケンプはカーブを多投して追い込むと、カウント2―2から最後はツーシームで右直に仕留めて三者凡退で終えた。

 1点を先制してもらった2回は一死後、5番ディカーソンにカーブを中前に運ばれたが、後続を2者連続空振り三振。3回、先頭ラミレスを三ゴロに仕留めると、9番フリードリッチを外角低めのスライダー、1番アップトンはフォーシームでそれぞれ見逃し三振。抜群の制球力に見送るしかなかった。

 4回は2番マイヤーズを右飛、3番ケンプは空振り三振、4番ソラーテを左直で三者凡退。5回に一発を浴びて失点したが、失投はその1球だけ。115キロ前後のカーブ、130キロ前後のスライダー、146キロ前後のフォーシームを投げ分けて的を絞らせず、パドレス打線を手玉に取った。三振は緩急と制球力で奪えるという、投球術の教科書のようなマウンドだ。

 椎間板ヘルニアのため故障者リストに入っているエース左腕カーショーの復帰は、早くても今月後半の見込み。後半戦は前田がエースとしてチームを引っ張る。

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