三田佳子 薬師丸ひろ子を「相当いじめたんですよ」

三田佳子 薬師丸ひろ子を「相当いじめたんですよ」
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三田佳子

 女優・三田佳子(74)、澤井信一郎監督(77)が31日、東京・新宿区の角川シネマで行われた「角川映画祭」舞台あいさつに登壇した。

 角川映画過去の名作48作品を再上映する特別企画が9月2日まで行われる。この日は名作「Wの悲劇」(1984年)上映終了後、2人のトークショーが行われた。

 映画は三田と主演・薬師丸ひろ子(52)を中心にした、女優の成り上がり物語を描いたもの。澤井監督は「性格が良かろうが悪かろうが、演ずるという業を描きたかった」と振り返った。

 この映画で女優としての評価を確立した三田は「自分であって自分じゃないような、宙を歩いている感じ。セリフが頭の中を飛び散っていた。今まで自分の作品を振り返ることはなかったんですが、周囲から『三田さん、すごいから見てみたら』と言われて見たら、そしたら本当にすごいんです。あたしね、こんなにすごい女優がいたんだと思った」と笑わせた。

 続けて「マツコさんも私を大女優とあがめていらして、アウト×デラックスに出たら、マツコさんが目を伏せたまま私を見なかったんです。大女優が来たという感じ。どんな役を演じたというのも意識がないぐらい、役になりきっていた」とうれしそうに話した。

 故蜷川幸雄さんも映画に出演していた。「監督や蜷川さんが見ている中で芝居するのは本当に大変だった。ダメの芝居をすれば『下手だ』と言われるから。ひろ子ちゃんをいじめるシーンでは80%以上、下手な芝居ならカットだった。それで死ぬ気でやったら、蜷川さんがあとから寄ってきて『いいよ、もっとやれ』と。相当いじめたんですよ」と笑った。

 薬師丸との関係については「今でも大女優と新人女優との関係性があって、最敬礼であいさつしてくれます」と明かした。

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