岸の“移籍商売”に西武が不信感

 西武からFA宣言した岸孝之投手(31)の楽天への移籍が17日、決まった。楽天が18日に本拠地コボスタ宮城で入団会見を行うことを発表。岸は所沢市内の西武球団事務所を訪れ「10年間お世話になりました」と退団の意向を伝えた。西武は宣言残留を認めていたが、岸サイドの露骨な“移籍商売”に不信感をあらわにした。

 西武は最大限の条件を提示し吉報を待っていたが、楽天側の4年16億円の好条件と仙台出身である岸の地元復帰の思いに勝てなかった。

 その一方でマネジメント会社による先手先手の「移籍ありき」の動きには球団内から疑問の声が上がった。西武関係者は「交渉を通じて岸本人の意思はあまり感じられなかった」と眉をひそめた。

 岸は2015年1月に「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」とマネジメント契約を結んだ。自主トレを一緒に行っていた先輩・石井一久氏が引退後、同社の契約社員となっており、その勧めに応じた形だ。

 今回、岸のFA宣言時から石井氏が番組に出演しているフジテレビが独占密着。楽天入団会見後の18日夜には岸の独占インタビューを放送する予定。つまり、この日の西武へのあいさつも楽天入団会見を逆算してのもの。西武としては条件を提示しても岸本人の意思が伝わってこないうえ、移籍の過程を“商売”にしようとする周囲に違和感がぬぐえなかったという。

 とにかく、西武ナインは岸を真っ向から迎え撃つ。岸と「エースと4番」としてチームをけん引してきた中村剛也内野手(33)は「(FAは)選手の権利なので仕方がない。他球団と対戦する時は頑張ってほしい」と一抹の寂しさを感じながらもエールを送ると「ウチと対戦した時は打ちますよ」とニヤリ。長年、三塁から岸の投球を見つめてきた中村は「いい時の糸を引くような直球は本当にすごい。シート打撃での対戦もほとんどなかったので楽しみ」と打席に立つのを心待ちにしていた。

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