女子柔道界 メンタル強化のためレスリング金メダル軍団と合同練習へ

女子柔道界 メンタル強化のためレスリング金メダル軍団と合同練習へ
近藤亜美(右)を指導する増地克之監督

 柔道女子代表がレスリング女子代表から金メダル獲得の極意を学ぶ。

 14日、都内で合宿が公開され、増地克之監督(46)が4月中旬にも合同練習を行う計画を明かした。昨年10月の新体制移行後、男子は総合格闘家・青木真也(33)やレスリング男女コーチを招いて、他競技からの技術習得を図ったが、女子は初めての試みとなる。「4月の選抜(体重別選手権)後にやりたい。3日間を予定しています」と話した。

 狙いは、メンタル面の強化だ。リオ五輪で4個の金メダルを獲得した女子レスリングは、48キロ級・登坂絵莉(23=東新住建)、58キロ級・伊調馨(32=ALSOK)ら逆転勝ちが目立った。

 増地監督は「最後まで諦めない姿勢はどこから生まれてくるのか興味がある。合同でやって取り入れていきたい。(試合は)気持ちの部分が大きいですからね」。レスリング勢のメンバーは未定ながら「メダリストも参加すると思う」と期待を込めた。

 柔道界では今月から「有効」「合わせ技一本」が廃止されるなどの新ルールが導入されるため、各所で議論になっている。13日には新ルールについて講習の時間を設け、選手には自分にとって有利な点、不利な点を記入するアンケートを実施した。

 不安を抱えたままでは試合にも影響する。年間のテーマに「不動心」を掲げた増地監督は、レスリング最強軍団の力を借り、若返りの進む代表をレベルアップさせたい考えだ。

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