
リオデジャネイロ五輪レスリング男子グレコローマン59キロ級銀メダリストの忍者レスラーこと太田忍(23=ALSOK)が、世界屈指のパワースポットから力を吸収した。日本グレコチームは9日、沖縄合宿をスタート。太田は「暖かい場所でケガのリスクも少なくなるので思い切りできる。ビーチでのトレーニングで足を鍛えたい」と抱負を語った。
1日からはハワイに出かけ、現地で自主トレを敢行。なかでも貴重な経験となったのが、パワースポットとして知られるオアフ島の火山、ダイヤモンドヘッドでのトレーニングだった。「ランニングをしたり、懸垂や筋トレをしました。すごい場所でした」。自然のパワーを浴び、気力をみなぎらせた。
沖縄合宿終了後はすぐにキューバ合宿が控えている。リオ五輪決勝で敗れた金メダリスト・イスマエル・ボレロモリナ(25=キューバ)をはじめ、グレコの強豪が揃う国だ。「沖縄では3部練習をすると聞いている。キューバ遠征もあるし、しっかりと追い込んできたい」と気合を入れた。