万引き犯の画像公開“ネット捜査”乗り出す被害店の主張

「万引き犯」が写った防犯カメラ画像をネットや店頭で公開する店が相次いでいる。賛否両論ある中、なぜ店側は“独自捜査”に乗り出すのか?

 メガネ販売会社「めがねおー」(東京・台東区)は4日、御徒町店で哀川翔プロデュースのチタン製メガネ「サムライ翔」7本(計約21万円相当)が盗まれたとして、万引き犯とする男の防犯カメラ映像(顔にはモザイク入り)をホームページ(HP)上で公開している。

「マスクをしてグレーのパーカーにブルーのリュックを背負った、丸顔で小太りなあなたです。顔もカメラにバッチリと映ってます」(同HP)

 3月1日までの返却か弁償を迫り、応じない場合はモザイクを外すという。また、今月15日からは店独自の懸賞金をかけて、情報提供も求めるとも。店によれば、男は午前中に来店し、店員にメガネの相談をし、再び夕方に来店した際、犯行に及んだという。警察に被害届も出し、上野署が捜査している。

 万引き犯の画像公開といえば、3年前に東京・中野の「まんだらけ」が鉄人28号のブリキ(25万円相当)を盗んだ犯人の写真をネット上に公開。「めがねおー」と同様に顔にモザイクをかけた画像を公開し、期限内に返却しなければモザイクを外すと予告したが、捜査に支障が出る可能性を警察に指摘されて顔出しはしなかった。

「盗んでいたとしても顔写真を公開した場合は、本人から名誉毀損等で訴えられる可能性がある」(法曹関係者)

 それでも店独自で“公開捜査”するのは警察の動きの鈍さがある。窃盗は件数が多く、警察は捜査に手が回らない。検挙率は3割にも満たないため、現行犯で捕まえなければ、ほとんどが泣き寝入りという現実がある。

 まんだらけ騒動以降、店独自で“公開捜査”する流れは続き、昨年は羊1匹分の肉を盗まれたモンゴル料理店がモザイクなしの防犯カメラ映像を公開。大手コンビニでは万引き犯の防犯カメラ画像を店内に張り出すケースが続いている。

「めがねおー」の社長も「公開には熟慮に熟慮を重ね、リスクも背負うことを覚悟したうえで決めた。決して“私刑”を望んでいるワケではない」と一刻も早い出頭を呼びかけている。

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「万引き犯の画像公開“ネット捜査”乗り出す被害店の主張」の みんなの反応 5
  • ジョージ 通報

    警察は万引きには肝要だけど、犯人を晒す店には厳しい。 被害者より加害者の人権を守るためにね。

    5
  • 匿名さん 通報

    実際警察は動かないから。

    2
  • 左サイド攻撃的MF 通報

    「盗んでいたとしても顔写真を公開した場合は、本人から名誉毀損等で訴えられる可能性がある」……訴えてもらおうじゃないですか。

    0
  • 匿名さん 通報

    辛坊治郎ズームより 犯人の可能性が高い場合、公開しても名誉毀損にならないと法律に記載されている。マスコミは犯人の報道をするのに、なぜ他が犯人を公開すると人権などを持ち出して批判するのか、矛盾している。

    0
  • 匿名さん 通報

    人権ってさ結局犯罪者や加害者になった時に味方になってくれるもので、犯罪被害者の立場だと味方してくれない印象があるな。国や企業相手は別だけど

    0
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